CARE BATH PLAN
介護施設向けバスルーム
介護施設向けバスルーム
介護施設において、大型浴室や特殊なレイアウトのバスルームを計画する際、
従来までは規格品のシステムバス(ユニットバス)がないため、在来工法(湿式)で施工するしかありませんでした。
バンクチュールは、住宅用のオーダーメイドシステムバスルームで蓄積した技術を元に、
施設向けの大型・特殊なシステムバスルームをご提案いたします。
多人数で入浴する大きな浴槽と、複数同時に使用できる洗い場、さらに機械浴槽のスペースを確保した効率的なレイアウトが可能です。また、仕上げ材は多種多様。タイルや御影石、檜など、色や質感、素材を選ぶことで、爽やかな空間、落ち着きのある空間など、幅広いコーディネートが演出できます。タイル仕上げは、ステップの安全性向上・オーバーフロー部分の細かな造作など、緻密な設計にも対応できるメリットがあります。
「大型浴槽」と「個浴」が一つの空間に共存することで、目的に応じて使い分けることができます。介助スペースを確保しながら、カーテンで空間を仕切るなど、自由設計ならではのアレンジが可能です。
既存の建築構造に合わせて、デッドスペースを作ることなく最大限の空間活用が可能です。ドアは用途に合わせて複数設置したり、出入りが容易な全開口ドアにしたりと、自由に選べます。カーテンを組み合わせることで、プライバシーに配慮した空間づくりが可能です。
機械浴の大きさや設置台数に合わせて、浴室サイズを自由に設定。スタンダードな四角形以外のイレギュラーな形状にも対応できます。
浴室の出入口は、ストレッチャーの移動を考慮した段差のない設計。有効開口幅も十分に確保することが可能です。
専用の車椅子などを使用する
ことで、ご利用者を簡単に浴槽へ移動させることができるようにした介護浴槽です。
専用のストレッチャーなどを使用することで、ご利用者を仰臥位(寝た姿勢)のまま入浴させることができる介護浴槽です。
自由空間設計+機能部材が、快適な入浴をサポートします。
介護する方、される方、どちらの負担も軽減し、快適な入浴ができるシステムバス。それは、確かな安全と安心を最優先に考えた多様な部材を、自由な設計に組み込むことで創り出されます。様々なご要望にお応えできる幅広いオーダーメイドのスタイルが、「バンクチュール」の魅力です。
一人ひとりの日常生活動作レベルに合った入浴を、昇降ユニットや手すりなど、多様な組み合わせでサポートできます。
出入りがしやすく、介助の負担を軽減できます。段差がないので、車椅子やストレッチャーのままスムーズに移動できます。
浴槽まわりに充分な介助スペースを確保することで、あらゆる方向から補助できるようになり、介助者の負担を軽減できます。
それぞれの出入りはもちろん、隣接する二つの浴室をつなぐもう一つの通路。介助者の利便性を図る開口を設けることができます。
心臓など身体への負担が少なく、車椅子のままで入浴効果を得られます。
浴室外から浴槽までスムーズに移動でき、介護する方される方の負担を軽減します。
各部に点検口を設けているため、不具合箇所の特定がしやすい構造になっています。万一、トラブルが起きた際にも短期間での対応が可能なため、運営上のリスクが軽減されます。
目的に合わせたバスルーム作りが可能です。サイズや形状はもちろん、機械浴槽を導入する場合は排水ピット等もプランに合わせて設置します。必要な手すりや水栓金具等の取付けも自在に対応できます。
徹底した品質管理のもと、工場でパネルや防水パンの製作を行い、建築現場で組み立てられるようシステム化されているため、一貫して高品質に保たれています。
また、工期も短縮され現場管理が容易となるだけでなく、湿式在来工法における様々なリスクが低減されます。
大型浴室でありながら、安心のフルユニット構造を採用しております。洗い場・浴槽の下にそれぞれFRP製の防水パンが設置されているため、万一、浴槽やタイルが割れた場合にも、そこから生じる水漏れを防ぎます。 ※防水性能とは、バスルーム外部へ水漏れ しないことをいいます。
建築躯体の壁・床から独立して設置しているため、躯体との間に空気層があり、断熱・保温性に優れています。